- Q
ICLレンズを取り出すケースは多いですか?
- A
別の目の病気などを発症した際に治療のために取り出す必要はありますが、実際に取り出しをおこなうのは非常に稀です。
東京都豊島区池袋の眼科 | 大沢眼科 サンシャイン60ビル7F
ICL治療
別の目の病気などを発症した際に治療のために取り出す必要はありますが、実際に取り出しをおこなうのは非常に稀です。
ICLを取り出した場合は元の目の視力に戻すことができます。ICLは角膜を削らずにレンズを眼内に挿入する治療のため、元の目の状態となります。
ICLによって黒目が大きくなるなどの見た目が変わるという効果は一切ございません。
ICLの寿命は人間の寿命よりも長いと言われていて、ほとんどの方が10年後においても、裸眼にて生活ができているような状態です。
白内障などの目の病気を発症すること以外は、ICLを外すケースはほとんどなく、またお手入れの必要などもございません。
ICLの手術後1か月程したら基本的には使用可能です。しかしあらゆるケースが考えられるので術後の検診にて詳しくお話します。
ICLで老眼を治療することは出来ません。老眼は、年齢とともに目のピント調整が難しくなった状態です。
ICLは近視や乱視を矯正する手術ですので、老眼には効果が見込めません。
ICLが原因で白内障になることはありません。
ICLを外さなければいけない目の病気の代表例に”白内障”を例に挙げるケースが多いためこのようなイメージを持たれている方がいるのだと思います。
白内障はその方の体質や加齢がほとんどの原因であり、ICLにかかわらず誰しも発生する可能性がある病気です。
ICLは、必要な場合は取り出すことが可能です。そのため、目の病気の治療の際はICLを取り外してから、通常の治療と同じ治療を受けられます。
ICL後はサングラスや保護メガネを着用する必要があります。
術後しばらくはウイルスや細菌に感染しやすい状態です。サングラスや保護メガネは、目元を触ったり異物が目に入ったりするのを防ぎます。
ICLは角膜を削らない手術なので、手術後もカラーコンタクトレンズを楽しむことができます。
手術前から数回点眼麻酔を行いますので、手術中に痛みを感じる事はございません。
大沢眼科では痛みに敏感な方の場合には注射による麻酔も合わせて行いますので、お気軽にご相談ください。
ぼんやりとした視界の中になります。
手術中は顕微鏡の照明が眩しく、ぼんやりとした視界の中になります。
手術器具や術者の動きがはっきり見えるというわけではありません。
ICLは両眼で約10~20分程度の手術時間になります。
手術が終わり問題がなければ、そのままお帰り頂けます。
ICLはおよそ翌日から数日以内に安定した見え方になります。
施術直後から視力の改善を体感することができますが、安定するまではぼやけた見え方になりますので見え方が安定するまでは安静にしてください。
ICLの手術後、1週間はウイルスや異物から目を守るために、外出時にサングラスや保護用メガネを着用してください。
それ以外は特にございません。
ICLの手術後は定期的に診察、検査が必要です。
頻度は手術翌日、翌々日、1週間後、2週間後、1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後で診察、検査させていただきます。
また、手術後の経過によっては、検診の回数が変わることもございます。
ICLはレンズを眼の中に入れて視力を矯正する治療です。ICLに使用するレンズは黒目の後ろ側と水晶体の全面の間に固定するので人から気付かれることはありません。
ICLのレンズはお手入れやメンテナンスは一切不要です。可能性が低いですが、万が一治療後にトラブルの際はレンズを取り出すことが可能です。
以下の条件に当てはまる方はICLを受けられません。
・年齢が18歳未満の方
・目に疾患がある方(白内障・緑内障・黄斑部変形・強膜裂傷・ぶどう膜炎・角膜ヘルペス・角膜移植)
・過去に眼球疾患の手術を受けている方
・眼球が小さくレンズの挿入スペースがない方
・妊娠中やその他疾患をお持ちの方
自分がICLが出来るかどうか判断難しい方は、当院へお問い合わせください。
ICLはレーシック手術のように角膜を削る治療法ではないので、万が一眼の病気になった際に治療の選択肢が狭まることはありません。
東京都にお住まいでない方でももちろんご対応可能です。関東圏からお越しいただく方ももちろん地方の方でも手術可能です。
ただ、ICLは手術後の経過観察もありますので、お住まいが離れておりますと新幹線代やご自身で宿泊されるホテルの宿泊費などが発生するためあらかじめご了承ください。