東京都豊島区池袋の眼科 | 大沢眼科 サンシャイン60ビル7F

コラム

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EVOLVE(エボルブ)
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2026.04.14

EVOLVE(エボルブ)は、イタリアのSOLEKO社が開発した、屈折型の焦点深度拡張型(EDOF)の眼内レンズです。遠くから中間距離、そしてある程度の手元まで、自然でなめらかな見え方が期待できるレンズです。最大の特徴はオーダーメイドが可能で強度近視や乱視が強い方にも対応できる点です。度数だけでなく、乱視の軸も一度単位まで完全オーダーメイドになっています。このレンズは国内未承認のため、保険適用や選定療養の対象ではなく、自由診療でのご案内となります。

レイワン ギャラクシー(RayOne Galaxy)
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2026.04.14

レイワン ギャラクシー(RayOne Galaxy)は、イギリスのRAYNER INTRAOCULAR LENSES社とブラジルのJoão Marcelo Lyra医学博士が共同で人工知能(AI) を用いて開発した眼内レンズです。
多焦点眼内レンズは一般的に、「回折型」「焦点深度拡張型(EDOF)」「屈折型」に分類されます。レイワン ギャラクシー(RayOne Galaxy)は、これらとは異なる新しい発想から生まれた“スパイラル(らせん)型”のレンズです。らせん状に連続する独自の光学設計により、光を分けるのではなく、なめらかにつなぐことで、より自然で違和感の少ない見え方を目指しています。さらに、膨大な患者データをもとにAI技術を活用し、光の流れを最適化することで、従来の多焦点レンズとは異なる、連続的で快適な視界が期待できます。
2024年、ヨーロッパでCEマーク(医療機器承認)を取得。日本国内では未承認のため、自由診療(自費診療)として取り扱われています。

ミニウェル/ミニウェル プロクサ(MiniWell/MiniWell  PROXA)/ウェルフュージョン(WELL Fusion™)
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2026.02.08

イタリアのSIFI MedTech社により開発され、EU加盟国の安全基準を満たした製品に付与されるCEマークを取得しています。このレンズは、独自の光学設計である**ウェーブフロントテクノロジー(Wavefront technology)を採用し、正の球面収差と負の球面収差を組み合わせることで、光を分けることなくピントの合う範囲(焦点深度)を広げ、遠方から中間、そして近方までを連続的につなぐ見え方が期待されます。

Mini WELLは単独でも、遠方から約45cm程度までの視力をカバーできる設計です。
さらに、近方視機能を強化したMini WELL PROXAを片眼に組み合わせる「ウェルフュージョン(WELL Fusion™)」というシステムを用いることで、遠方から約30cmまでのより広い視力範囲を実現することが可能となります。

また、一般的な多焦点レンズにみられる回折リング構造を持たないため、ハロー・グレアが比較的少なく、違和感の少ない自然な見え方も特長の一つです。

なお、Mini WELLを用いた手術は日本国内では未承認のため、自由診療(自費診療)でのご案内となります。

アクリバトリノバPro(Acriva Trinova Pro)
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2026.02.03

スペック
構造:3焦点レンズ(回折型)
焦点:遠方、 中間(約80cm)、近方(約30㎝)、光学ロス 7%
ハロー・グレア:少なめ
素材:親水性アクリル
選定療養:○
乱視:あり

2017年、VSY Biotechnology社(本社:ドイツ)独自の「正弦波回折構造(Sinusoidal Vision Technology)」を開発し、欧州で発売が開始されました。その後、見え方のバランスがさらに改良され、
中間:+1.50D → +1.70D
近方:+3.00D → +3.35D
へと設計が見直され、より手元~中間距離を重視したモデルとして進化。
そして2024年、わかもと製薬より日本で厚生労働省の承認を取得した3焦点眼内レンズです。アクリバトリノバPro(Acriva Trinova Pro)は、なめらかな正弦波パターンの回折構造により、光エネルギー透過率93%という高い効率を実現しています。光のロスが少ないため、明るくクリアで自然な視界が期待できるレンズです。また、多焦点レンズで起こりやすいハロー・グレアといった異常光視症をできるだけ軽減するようデザインされています。さらに選定療養の対象となる国内承認レンズですが、幅広い度数に対応できるため、強度近視の方にも検討しやすい設計となっています。
お一人おひとりの目の状態や生活スタイルに合わせて、安心してお選びいただけるレンズです。

Vivinex Gemetric(ビビネックス ジェメトリック)/plus
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2026.02.02

Vivinex Gemetric(ビビネックス ジェメトリック)/Vivinex Gemetric Plus は、HOYA株式会社が2024年・2025年に発売した、日本企業開発の三焦点型多焦点眼内レンズです。
両レンズは、加入度数(+1.75D、+3.50D)が共通している一方で、遠方・中間・近方への光配分設計が異なる点が最大の特長です。
■Vivinex Gemetric(ビビネックス ジェメトリック):遠方〜中間距離に光を多く配分し、近方はやや控えめ。 
 ▶ 運転や屋外視、日常的な中間距離(パソコン作業など)を重視する方に適した設計です。
■Vivinex Gemetric Plus(ビビネックス ジェメトリック プラス):遠方と近方に光を多く配分し、中間はやや控えめ
 ▶ 読書やスマートフォン操作など、手元作業を重視する方に向いた設計です。
Vivinex Gemetric(ビビネックス ジェメトリック)シリーズの最大の特徴は、従来の三焦点眼内レンズは「1種類の光配分設計」が一般的でしたが、同じ三焦点眼内レンズでありながら、ライフスタイルに合わせて2種類のレンズから選べること、左右の眼で異なるレンズを組み合わせる“ペアリング”が可能な点です。これにより、「運転を重視したい」「パソコン作業が多い」「読書やスマートフォンを快適に使いたい」といった一人ひとりの生活スタイルに合わせた見え方の調整が期待できます。

スペック
焦点タイプ:回折型3焦点
焦点距離:遠方/中間(+1.75D)(約70cm)/近方(+3.5D)(35cm)
エネルギー配分:遠方42% /中間15% /近方29% (光学ロス 約10%)
素材:疎水性アクリル
生産国:日本(HOYA株式会社)
ハロー・グレア:少なめ
選定療養対象:〇
乱視:あり

5焦点眼内レンズ「Intensity(インテンシティ)」
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2026.01.30

従来の多焦点眼内レンズでは、遠くはよく見えるが中間が弱い、手元は見えるが距離によって見え方が不安定といった「距離ごとのムラ」が課題になることがありました。
インテンシティ(Intensity)は、2019年にヨーロッパで安全基準をクリアして「CEマーク」を取得し、日本では2020年9月より「自由診療」の枠で取り扱いが開始となった新しい眼内レンズとなります。Intensity(インテンシティ) は、遠く・中間・近くまでを、よりなだらかにつなぐことを目指した多焦点眼内レンズです。これによって白内障手術後の「より良い見え方の追求」を目的として眼内レンズの開発が進み、2019年には世界初の「5焦点眼内レンズ」が登場しています。

当院でも5焦点眼内レンズのINTENSITY(インテンシティ)を取り扱い、患者さまのライフスタイルに合わせてご提案を行っています。
この記事ではインテンシティを従来の眼内レンズと比較しながら、メリット・デメリットについて解説します。

スペック
スペック
焦点タイプ:回折型5焦点(DLUテクノロジー)
焦点距離:遠方、遠中(133㎝)、中間(80㎝)近中(60㎝)近方(40cm) 光ロス6.5%
素材:疎水性アクリル
生産国:イスラエル(Hanita Lenses社)
ハロー・グレア:少なめ
選定療養対象:×
乱視:あり

 ICLとレーシックの違いとは|東京でICLを検討する方へ眼科医が解説する後悔しない選び方
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2025.12.27

視力回復手術を検討している方の多くが、

・「レーシックとICL(眼内コンタクトレンズ)は何が違うの?」
・「東京でICLを受けるなら、自分は向いているのだろうか?」

といった疑問や不安を感じているのではないでしょうか。
近年、視力回復手術は大きく進化し、選択肢も広がっています。
その中でも現在、東京を中心に症例数が増えている治療法がICL(眼内コンタクト)です。

一方で、

・「目の中にレンズを入れるのは怖い」
・「レーシックより本当に安全なの?」
・「将来の目への影響は?」

といった声も少なくありません。
本ページでは、眼科医としての医学的視点と患者さんの不安に寄り添い、
ICLとレーシックの根本的な違い

・ICL(眼内コンタクト)のメリット・デメリット
・東京でICLを検討する際に知っておきたいポイント
・後悔しない治療法の選び方

を専門用語をできるだけかみ砕きながら、わかりやすく解説します。

ICL

乱視はICLでどこまで矯正できるのか?ー乱視用ICL(トーリックICL)の回転、ずれの確率や注意点など徹底解説
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2025.12.26

はじめに|「視力は出るのに、はっきりしない」原因としての乱視

視力検査では1.0以上出ているのに、
文字がにじむ
夜間のライトが広がって見える
片目ずつだと見えるのに、両眼だと疲れる

このような症状の背景に、乱視が隠れていることは少なくありません。

ICLでの乱視矯正とは?基本情報を整理

「ICL手術で乱視も矯正できるのか」と疑問に感じている方は少なくありません。
本記事では、ICLがどのような治療法かを説明したうえで、乱視への対応、乱視の種類(正乱視・不正乱視)、適応の考え方、レーシックとの違い、手術の流れと注意点まで、検討前に知っておきたい基本情報を整理します。

ICL

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2025.12.17

目の中に入った光が 本来ピントが合う場所に正確に集まらない現象を「収差」といいます。

その結果、ぼやけたり、コントラスト(はっきりさ)が低下したりします。
📌 近視・遠視・乱視も収差の仲間ですが、眼鏡で治せる低次収差です。
📌 一方、眼鏡では治せない収差が“高次収差”です。

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2025.12.17

ICL(眼内コンタクトレンズ)手術というと、「近視を治す手術」というイメージを持たれる方が多いかもしれません。しかし、実際の見え方の満足度を大きく左右するのは「乱視の矯正精度」です。

乱視がわずかに残っているだけでも、

・視力検査では1.0以上出ているのに
・「にじむ」「ぼやける」「すっきりしない」
・夜間に光が広がって見える

といった違和感が生じることがあります。

特に東京でICL手術を検討されている方は、
仕事・運転・PC作業・夜間外出など、視機能の質を求められる場面が多く、
「数字としての視力」だけでなく「実生活での見え方」が重要になります。

当院では、
術前検査 → 切開位置の設計 → 乱視用ICLの選択 → 軸合わせ → 術後安定性
までを一貫して考え、乱視矯正の精度を最大限に高める工夫を行っています。

ICL

笑気麻酔とは?
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2025.12.01

笑気麻酔(しょうきますい)とは、亜酸化窒素と医療用酸素を混合した気体を吸入することで、痛みや不安を和らげながらリラックスした状態を作り出す方法です。
意識がなくなる「全身麻酔」とは異なり、眠ってしまうことはなく、会話にも応じられます。副作用なく、肺や心臓に疾患を持っている患者様にも安全に使用でき、肝臓にも負担をかけない安全性の高い鎮静・鎮痛麻酔です。歯科治療や産科手術や小児治療でも広く使用されています。

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